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ナーリング | ナイロン66(66ナイロン) | 内部ドライブ | なべ頭 | なめる | 難削材 | |
逃げ溝 | 二条ねじ | 二相ステンレス | ニトリルゴム(NBR) | 二面幅 | ヌスミ | |
ねじ | ねじ山 | ねじりモーメント | 熱間鍛造 | 熱処理 | ノギス | |
ノボラック |
ローレット参照。
ナイロンはアメリカのデュポン社により開発され、アミド結合によって長く連続したくさり状の合成高分子を紡糸して繊維化したポリアミド系の合成繊維の総称です。
ナイロン66(ポリアミド66=PA66)は、ナイロン6の融点約215℃に比べ、約265℃と耐熱性に優れています。
ナイロンについてはPAでもご説明しています。
十字穴、六角穴、ヘクサロビュラ等、締め付け工具(レンチ)を上からしか当てられないものです。
鍋をひっくり返したような形状をしている事から、この名称になっております。小ネジやドリルネジなどでは最も一般的な形状です。
英語で“PAN HEAD”と表記される事もあります。
なべ頭の商品はこちらから
ここではねじ用語としてご説明します。ボルトの締結または取外しにおいて、過剰なトルクやレンチなどの工具が適正でない場合、またカムアウトなどが原因で頭部穴の角が削れてしまい、工具が空回りしてしまいます。この状態をなめると呼びます。一般には“ねじがバカ(ネジバカ)”になるという表現もされます。
難削材は快削鋼とは逆に切削など加工が難しい材料の事を表します。難削材とされる原因は、工具の寿命が短くなる、寸法精度が出しにくい、表面粗度の調整が難しいなど様々です。
代表的な難削材は以下となります。
・ステンレス(熱伝導率が低く加工時に加わる熱で硬くなり工具の寿命が短くなる)
・チタン(ステンレス同様、熱伝導率が低く、加工時にできる切り粉によりビビりが発生し工具の寿命が短くなる)
・インコネル(高温下でも高強度を維持する性質から熱伝導率が低く非常に加工が困難)
ヌスミ参照。
リードがねじピッチの2倍に等しく、ねじを一周させると2ピッチ分軸方向に進むねじになります。要するに、通常の一条ねじ(リードとピッチが等しいねじ)はねじ山の螺旋が1本に対し、二条ねじは2本の螺旋になるという事です。二条ねじは一条ねじ比べると緩みやすくなっています。また、リードが3倍になる3条ねじもあります。2条ねじ以上を多条ねじという言い方をします。
二相ステンレスとは、オーステナイト組織とフェライト組織の二種類のステンレス組織を合わせ持ったステンレス鋼です。高クロム(フェライト系)にニッケル(オーステナイト系)を含有させてあるので、高強度のうえに高耐食という性質を持っています。また、水(海水)などにも耐食性があるため、プラント設備や橋梁などにも用いられます。
二相ステンレス:SUS329J1、SUS329J3L、SUS329J4Lなど
ニトリルゴムは主要な合成ゴムの一つであり、ブタジエンとアクリロニトリルとの共重合体でNBRとも呼ばれます。
耐油性、耐摩耗性、引き裂き強度に比較的優れる為、Oリングやガスケット等のシール材、また手袋の材料として多く用いられます。
ただし、耐オゾン性や耐寒性が他のゴムより劣りますので保管や使用場所に注意が必要です。
対辺参照。
金属加工の一種で、ねじなどの頭部の首元へねじ谷径以下のわずかな溝を表します。逃げ溝ともいいます。
ヌスミ加工(逃げ溝加工)には2通りの目的があります。
1.金属加工において、角部などを加工する際に工具の角が届かない為、角部にRが発生します。Rが他の部材に干渉すると不都合が生じる場合、角部に対し直角または斜めにわずかな溝加工を施します。
2.ねじ山を頭部まで形成する事は難しく、ねじ部と頭部の間に不完全ねじ部が発生します。これにより、ねじが相手材から浮いてしまいます。ねじと相手材を密着させる必要がある際、首元にこの加工を行います。ただし、ヌスミ加工を行うと、軸径が細くなる為、強度は弱くなるので注意が必要です。ヌスミ加工の長さはねじピッチ×1.5〜2倍程度が望ましいと思われます。
ねじとは、螺旋状に溝加工が施されている商品の総称またはその部分を指します。
商品の全体にねじがあるものを「全ねじ」、一部にのみねじがあるものを「半ねじ」、外側にねじがあるものを「雄ねじ」、内側にねじがあるものを「雌ねじ」など形状を表す場合もにも使われます。
ねじを締結させるのに必要な場所で、螺旋状になった山の事をいいます。ボルトなどの雄ねじ・ナットなどの雌ねじどちらにもあります。
ねじ山はメートルねじ・ウィットねじ・ユニファイねじなどの規格や並目・細目などのねじピッチによって山の角度が異なりますので、雄ねじと雌ねじを合わせなければ嵌める事ができません。
トルク参照。
鋼材を変態点よりやや高く、溶け始める温度より低い状態にして塑性加工を行う作業工程をいいます。鍛造という言葉は熱間に対して多く使われます。
材料を加熱したり、冷却したりして材料の性質および状態を変更する加工方法です。焼入れ、焼きもどし、焼きなまし、焼きならしは、一般的な熱処理です。
熱処理を行う事により強度を高める事ができます。
長さを100分の5ミリメートル単位まで精密に測定する測定器で外側測定・内側測定・深さ測定・段差測定が出来る器具です。