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営業時間 平日9:00 - 17:00
ホーローセットは"六角穴付止めねじ"や"イモネジ"とも呼ばれ、機械部品・シャフト・軸受などで、位置決めや取り付け位置の微調整などに使用されます。頭部が無いので部材と同一面まで埋め込む事が可能です。様々な先端の形状があり用途によって使い分けます。 六角レンチを使用し締結するものが一般的ですが、すり割りや十字穴のついた止めねじもあります。
目次
「くぼみ先」は一番多く使用される種類で先端がくぼんでいます。ホーローセットといえば通常、このくぼみ先の事を指します。カラー、プーリー、歯車、軸受けなどに多く使用されています。
確実に締め付け、正常に取り付けた時には相手材に円形のくぼみ痕ができます。 シャフトなどに取り付ける場合、シャフトよりもHRC換算で10から15硬いものにする事が望ましいです。
「平先」はネジ部の先端が平らになっているタイプです。 ねじ部先端には45度の面取りを施しており、相手材と接する端部は平らになっていますので、相手材料を傷つける心配が有りません。その為、繰り返し使用が求められる箇所や、位置決めを繰り返す場所などに使用されています。
「とがり先」は「剣先」とも呼ばれ、ネジ部の先端が尖った円錐形をしています。ねじ先端を相手材(予め座ぐり穴を開けておくことも有る)に刺して締結する為、深くねじ込みが出来るという利点があり、平先とは逆に永続的に部品を固定したい時などに使われます。また、位置の微調整を行う場合にも適しています。繰り返し使う場所には不向きです。
「棒先」は先端部分にネジ部の径より細い円筒形の突起が付いたタイプです。平先と同じく突起の先端部分は平らになっていますが、平先に比べて先端部分の面積は小さくなります。突起部分を相手材の溝や穴などにはめ込み、部品の位置決め等を行うために用いられます。
「ダブルポイント」はくぼみ先のくぼんだ部分の中央にとがっている部分がついた「くぼみ先+とがり先」のような形状です。相手材料に確実に食い込むので、ブレを防ぎ、摩擦抵抗も少なく、緩み止め機能も高くなるなど、多くのメリットがあります。
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