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欧米規格のネジに関するお問い合わせ、様々な付加的機能を持つネジに関するお問い合わせなどお待ちしております。また、一般にはない締結部品の制作等についてのご相談も承っております。
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チタンとは、元素記号「Ti」で表される金属です。鉄とアルミの中間にあたるチタンは、軽くて耐食性に優れた特徴があります。
チタンが初めて発見されたのは1791年です。当時は発見場所のイギリス・コンウォール地方のメナカン海岸にちなんで、「メナカン(メナカナイト)」と呼ばれていました。発見から4年後の1795年、ドイツ人化学者によって特異的な酸化物であることがわかり、新しい金属元素「チタン」と名付けられます。ちなみに名前の「チタン」は、ギリシャ神話の中で、神々との戦いに敗れ地底の奥深くに封印されたとされる巨人「タイタン」が由来しています。
チタンが実用化されるのは、発見から100年以上経過した1910年に純粋なチタン抽出に成功してからのことです。1946年頃には「マグネシウム還元法(クロール法)」が開発されることによって、大量生産が可能となりました。
日本はチタン鉱石を輸入し、製錬することで高純度な金属として輸出しています。世界で生産されているチタンの2、3割は日本製で、その殆どは高品質が求められる工業製品に使用されています。その事実は、日本のチタンの製造技術が高度であることを世界が認めている証拠です。
チタン製品は今後、さらに需要が高まると予想されていて、日本の海外輸出量も増加すると考えられます。製造方法の進化・コストダウンの実現が可能になれば、飛躍的に普及・活躍が期待される将来性の高い金属であると言えるでしょう。
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