材質 | 鉄(または標準材)、ステンレス、SUS410 |
---|---|
表面処理 | 生地、三価クロメート、三価ブラック |
サイズ | 2~6 |
規格 | - - - |
特長 | タップタイトはねじの胴部の断面を三角形(おにぎり形状)にしたタッピングねじ(タッピンねじ)で、相手材を塑性変形させ下穴へめねじを自ら形成(セルフタッピング)しながら締結します。金属用のSタイプはピッチが小ねじ(Mねじ)と同じで互換性があり、軸が少し太くなっているので抜き取った後に小ねじがねじ込めます。こちらはなべ頭の為タップタイトSタイトなべや単にSタイトなべとも呼ばれます。 タップ工程が不要、ナット不要のタッピンねじはねじ込み時の抵抗が大きく作業者への負荷が大きい、締め付けトルクの損失が大きく軸力を高め難いという欠点もあります。タップタイトは三角形断面の角部で相手材を押し広げることでねじ面との接触面積を減らしねじ込み時の摩擦抵抗を低減して作業性を向上させながら軸力を高め、締結後は振動等により軸力が弱まってもめねじ材の収縮が回転を防ぐことで高い緩み止め効果を発揮します。また相手材を塑性変形させる「セルフフォーミングねじ」なので、ねじ込み時に切子の発生もありません。 |
---|