材質 | SCM、ステンレス |
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表面処理 | 生地、生地(黒色)、三価クロメート |
サイズ | M2~M6 |
規格 | - - - |
特長 | 六角穴付ボルトI(アイ)=4やキャップボルトI=4と呼ばれ、省スペースで締結力に優れたキャップボルトにばね座金(スプリングワッシャー)とISO小型平座金(ワッシャー)をあらかじめ組み込んだもので、キャップセムスI=4とも呼ばれます。 ねじ製造の際、座金を組み込んだ後にねじ山を転造によって成型する為、ねじ山が座金の内径より大きく、外れなくなります。アセンブリとなっている為、組込の手間を省き、座金を落としてしまう煩わしさを解消し、座金の組込忘れを防止します。作業効率を上げ、時間と労力を節約し経済的です。 セムスねじは部材(英Piece)2個(キャップボルト、ばね座金)で出来ているアセンブリを[P=2]、部材3個(キャップボルト、ばね座金、JIS規格平座金)のアッセンブリを[P=3]と先ず呼ぶようになりました。 平座金(JIS規格)のみのアセンブリは[P=1]、ばね座金とJIS小形平座金のアセンブリは[P=4] と [2][3]以外の数字を当てました。これを基本にISO規格の[I]、小形の[K]、等を組み合わせで呼ばれています。 「セムス(SEMS)」という呼び名は1930年代にワッシャー組込ねじ(アセンブリ)を開発、特許を取得したITW(イリノイ・ツール・ワーク)社の登録商標から来ています。英語“pre-asSEMbled washers and screws(あらかじめ組み立てられたワッシャーとねじ) " に現れる “SEM” に複数形“S” をつけ“SEMS” としました。 |
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