材質 | 鉄(または標準材)、ステンレス |
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表面処理 | 生地、燐酸塩被膜 |
サイズ | 6~290 |
規格 | - JIS B 2804 DIN472 |
特長 | 円筒状の穴に円周状に加工された溝へはめ込んで部品の固定、位置決めや抜け止めに使用する"スラスト方向取付けタイプ"の偏芯型(内径と外径の中心がずれている)止め輪 穴用です。外観がアルファベットのCに似ている事からC形と呼ばれます。リテーニングリング、サークリップ、スナップリングとも呼ばれます。 取り付けには止め輪用工具を用い、「ラグ」と呼ばれる突起部分の小さな穴に工具先端を差し込んで外径を絞り円筒穴へ挿入します。スラスト方向へつまり軸方向と平行に溝の位置まで移動させ開放して嵌め込みます。軸用は広げて所定の位置へ移動させて溝に挿入して使用します。全周で溝と接するので止め輪が耐える軸方向の荷重(スラスト荷重)が三点で接する丸R形止め輪より大きくなります。ガタツキの原因となるため再利用は出来ません。 穴用の呼びサイズはパイプ穴の径です。 穴用取付工具は取付け側先端部が直線のC形止め輪用プライヤー 穴用と先端がL状に曲がっているC形止め輪用プライヤー 穴用 L型があり、工具先端がグリップ部を握ると閉じます。 |
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