材質 | 鉄(または標準材)、ステンレス、SUS430 |
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表面処理 | 生地、三価クロメート |
サイズ | M3~M16 |
規格 | - - - |
特長 | 三つ穴 短寸タイプの“エンザート(ensat)”です。 側面に三つ穴形状の切刃を持ち、軟鋼、強度の高いアルミ合金、割れやすい硬質樹脂に適しています。外側のねじ山が低くなっている分、肉厚が少し厚く個体強度が高くなっています。硬質材に使用すると割溝型はすぼまり加工不良を起こし易いのに対して、三つ穴型エンザートは変形せず硬軟どちらの相手材にも使用できます。樹脂やアルミに使用しますが、タップを併用すると条件により鉄や熱処理アルミに使えます。 エンザートは挿入時に自ら相手材にめねじを切削する(セルフタップ)ことから自力切削式インサートとも呼びます。下穴加工のみで使用出来るのでコイル型インサートより作業性に優れています。内ねじに加わる力を外ねじ部の母材が支えるので、直タップより高トルクに耐えます。耐摩耗性や引き抜き強さも高く、セルフロック機能によりインサート自身も緩み難くなっています。 ※超高強度鍛造アルミには使用できない場合があります。 長寸タイプ(エンザート308型)はこちらからご購入いただけます。 ※クロメートは廃番となりました |
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