材質 | 鉄(または標準材)、ステンレス |
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表面処理 | 生地、ユニクロ、三価クロメート |
サイズ | M8(P1.0)~M12(P1.25) |
規格 | - JIS B 1190 - |
特長 | 六角ナット座面片側にフランジ(つば)が付き、フランジ付き六角ナットや座金一体型ナットなどとも呼ばれています。セレート付きを略してフランジナットセレ付とも言います。フランジが平座金の役割を果たし緩み止めとして、また締結時の外観が平ワッシャーを組み込んだ六角ナットより好ましいので美観用に利用されます。セレート(座面にあるギザギザ)は接地面に食い込み戻り回転を防ぎます。平ワッシャーを組み込む必要がないので、部品点数を減らし作業の効率性を高めます。 ねじ締結は締結時にボルト・ナットが伸びることで軸部に生じる張力(軸力)と、被締結材が圧迫されることで発生する反発力(圧縮力)がバランスして予張力として蓄えられています。何かの理由で軸力が低下するとねじが「緩み」ます。フランジナットは広い着座面積により座面の圧力を下げるので母材の陥没による予張力の低下を防ぎます。また、高トルクで軸力を高めることで締結強度が高まり、緩み難いねじ締結を行うことが出来ます。更に細目はピッチが細かいので緩み難く、微調整が効きます。 |
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